2004.02.16 〜初滑り〜

午前4時ごろ出発。
とりあえず僕が車を運転。
西宮から名神高速へ。
高速道路を走るのはまだ二回目(自動車学校での教習除く)だが、高速で走るのは慣れてる。
別に一般道を高速で走ってるわけではなく、函館新道という存在。
信号もなく制限速度も80km/h(冬以外)の道。
そのうち課金されるんだっけ?
函館に住んでたころ、北方向へ行くとき何度も通った道。
ということで、料金を払ったりすること以外は慣れたもの。
で、刺激の少ない単調な高速道路。
眠くなってきた…
普段はルームミラーやサイドミラーを常にチェックしつつ走ってるのに、
気がつけば前だけを見てたり。
この程度ならまだ安全に走れるだろうけど、症状が進行すればヤバいかも。
ということで、適当なパーキングエリアに入って親父と運転を変わってもらう。
約一時間で交代。
その後も、大体一時間交代を繰り返す。
ジャンクションを通り過ぎてしまって一度高速を降りてまた入りなおしたり。
それ以外にトラブルもなく、ちょっと渋滞気味で8時半ごろにめいほうスキー場に到着。
僕の記憶にはないが、十数年前にも一度来ているらしい。
幼稚園の頃くらいだろうか…
なんでも、姉が始めてまともなスキーを履いたのがこのスキー場だとか。
それまではプラスティック製のおもちゃのようなスキー板。
僕もその頃はそれを履いていた。
姉がレンタルした板を僕が履いてみた記憶もある。
言われてみれば、見たころのある風景も一点。
で、今回、このスキー場をチョイスした理由はタダのリフト券。
山岳連盟かなんかの役員がなんかで四枚入手したらしい。
今日使うのは二枚。
残り二枚は近くに居た人に売り払ってました。
ダフ屋行為?
で、9時ごろから滑り始める。
とに、かく、滑りまくる。
今シーズン初滑り、ということで最初はちょっと戸惑ったが、すぐに勘を取り戻す。
さて、勘を取り戻したら練習練習。
今のスキー板は以前のと違う。
滑り方自体が違うのだ。
僕は昔から昔の滑り方を教えられてきたので、昔の滑り方のほうが得意かも。
のときにインストラクターから「昔の滑り方みたい」といわれたし。
道具は使いやすいように進歩する。
つまり、本来昔の板よりも今の板のほうが簡単に滑れるはずだ。
しかし、僕にとっては昔の板で昔の滑りをするほうがよっぽど簡単なような気が…
見た目も昔の滑りのほうが格好よくねぇ?
昔の上級者は完全に膝と板をくっつけて滑ってた。
今は肩幅くらいにあけてすべる。
なんかマヌケっぽいと感じるのは、昔の滑り全盛時代にその滑りに憧れてたからだろうか?
ちなみに、今の板で足を完全にくっつけて滑ると板が重なってかなり滑りにくかったです。
で、親父も現在練習中。
親父は昔スキーのインストラクターのバイトをしてたことがある。
初級者に教える程度だが、まぁインストラクターをしてたことは変わらない。
その人に物心つく前からスキー教わっていた(僕の一番古い記憶はスキー場)わけだから
そりゃ昔の滑りのほうが得意でも仕方ないだろう。
で、ま、滑ってる間に昼飯時。
なんか脛によじれた靴下(?)が当たって痛いので、ちょうどいい。
それを直して飯を食って、また滑りまくる。
でもまだ痛い。
何度か直す事を試みたが、無理なようだ。あきらめる。
痛みに耐えながら滑ってたら、ふと思い出した。
初心者には脛にもたれるように、体を前に出して滑れ、と教える。
前に傾く事を意識しないと自然と後ろに傾いてしまうからだ。
しかし、本来は前でも後ろでもなく、真ん中に立つのが正しい滑り方。
ガキの頃から親父に言われ続けてたから自然と前に傾いてたよ。
脛も痛いし、前ではなく真ん中を意識して滑りましょう、と。
そして、リフト営業終了時間が近づいてきた。
9時から滑り初めて、16時半まで。
昼飯の休憩以外は休憩をしてない。
6時間半は滑りまくっただろう。
リフトは往復で約10分。
60回ははリフトに乗っただろうな。
結構疲れたぞ。
でもまだこのあと車運転しないといけないんだろうな。
温泉に入り、どこぞでまずいラーメンを晩飯として食って、さて。
最初は親父が運転。
その間にわずかに寝る。
そして、運転交代。
運転始める前からちょっと眠かったり。
BLACKBLACKガムを食ったり体をつねったりしつつ運転。
ふと、右足がつりそうになった。
右足は、アクセルやブレーキを踏む足ですね。
下手したら時速100キロ以上で事故る…
なんとかつらないように、つりかけの足を駆使してアクセルを踏み続ける。
パーキングとかはまだ遠いようだ。
ぐ、あ。
で、なんとか治まってくれた。
気がつけば眠気は完全に吹き飛んでた。
そのあとまたどこかで運転を交代し、22時ごろに帰宅。
帰ったらすぐに眠りにつきました。


前の日の日記へ    次の日の日記へ