2012.12.24 〜葬式〜

先週買ったNexus7はここでも大活躍。
近所に酒屋はないか。帰りの飛行機の時間を調べて。弔電のあったこの難しい苗字はなんて読むのか。
別にケータイやスマホでも同じことが出来るけど、使い勝手がまるで違う。
やっぱ大画面高性能ってのは凄いね。
で、その調べ物でネットに繋がなければならない。
自前のWi-Fiルータを使ってもいいけど、なんか調べてみたらフリーのアクセスポイントがある。
別に盗聴されて困るような事もしてないし、これを使わせていただこう。
人が減った深夜でも残ってたので、どうやら斎場の無線LANらしい。
で、なんとなしに、ネットワークを覗いてみると…
斎場の業務で使用してるPCの中身が見えた。
おいおいおいおい…
こりゃいかんでしょ。
スタッフの電話番号一覧と思われるものや、今回のうちの契約書のpdfなんてのを発見した。
他の家の契約書らしきものも見えそうだけど、これは見ないことにする。
無線LANにセキュリティを掛けてないだけならともかく、PCの共有してるとか…
よく判ってなさそうだけど、スタッフの人に説明した。
数時間後に、専門家に対応してもらった、との事。見えなくなってた。
共有は解除されてたけど無線LANには繋がったので、これは多分サービスの一つかな。

さて、一夜明けて、今日は葬式。
既に、父方は祖父母共に亡くしてる。
その時は殆ど感慨というものがなかった。
ばあちゃんの出棺の時にちょっと目頭が熱くなった程度か。
父方の祖父母は、近くに住んではいたけど、そんなに親しんでなかった。
一方で母方の祖父母は、小学生の頃は毎年夏休みに遊びに行ったりして、色んな思い出もある。
父方の時に思ったのは、母方の時はもっとくるものがあるだろうな、という事。
ところが、昨日冷たくなったじいちゃんと対面しても、そうか、としか思わなかった。
それよりも悲しんでるばあちゃんをみて悲しんだ。
ところが、だ。
今日の長ったらしい儀式の後、孫代表として従姉が色々語ったんだ。
事前に、どういった思い出があって、どういった事を言おうという打ち合わせはしてた。
けど…
ここでかなり来た。
泣きそうになった。
ここではこらえたけど、そのあと。
出棺。
泣いた。
上にも書いたけど、父方のばあちゃんの時もここで少しだけ来てた。
より親しかった母方のじいちゃんは、ここで涙腺が決壊した。
別にわんわん泣き叫ぶというわけではなく、鼻をすすってハンカチで目を押さえる程度だけどさ。
周りの親しい人も同じ感じ。
ばあちゃんだけは泣き叫んでた。

その後、火葬場へ。
ここではさっきまでの空気はなくなり、普通に歓談。
だけど火葬が済み、骨だけになったじいちゃんと対面すると、またちょっと来た。
ばあちゃんは叫んでた。鼻をすすってる人も多かった。

斎場へ戻り精進落とし。
まぁ普通に宴会やね。
昨日の通夜振る舞いよりも近しい人のみだし。
それでも知らない親戚とか結構いるけどさ。
この辺は、おもに従兄弟が集まって話してた。

そして解散。
じいちゃんから見て、子供4人、妹2人、孫4人が家に泊まる。
それに加え、僕の親父も残ってる違和感。
無理して帰れない事はないけど、自営業で休み取りやすいからね。
僕も無理して帰れない事はないけど、今日はここに泊まる。
せっかく堂々と休める理由があるんだから、慌てて帰る必要もない。
同じく東京から来てる従兄弟二人は帰ったけど。

ばあちゃんと碁を打った。
ヒカルの碁のGBAゲームで、一応ルールは覚えた。
そんな超初級者だけど、前にじいちゃんと打ったことがある。
僕じゃ全然勝負にならなかったけどね。
その碁盤と碁石で、ばあちゃんと打ってみた。
超初級者の僕よりももっと弱いけど、ちゃんとルールは理解して打ってた。
この碁盤と碁石は、形見分けで貰うことになると思う。
他に碁を打てる人は居ないしなぁ。

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