2004.03.12 〜バラし〜

朝の7時ごろから、厚揚げのバラし、と呼ばれる仕事に入る。
切られた豆腐が流れてきて、それを網の上にバラバラにして油に入れる。
豆腐同士が引っ付いたままだと揚げたときにその引っ付いたところが揚がってない状態になる。
僕はこの作業を幾度と無くやってきた。
新しく入った人が比較的最初の頃からやらされる仕事である。
ところが、なんかの偶然でこれをほとんどしてない先輩がいる。
その人のバラし方、とてもとても、とても合わせにくい。
今までに無い方法だ…
おそらく経験が少ないために効率のいい方法というのを確立してないのだろう。
最初に流れてくる直方体な豆腐をバラすのに、あるところではとても間隔が狭く、
あるところではとても間隔が広く、しかもきれいに並んでなくランダムな間隔。
結果的に、豆腐同士が引っ付いてること多々あり。
相手は初心者であはあるが、先輩であるためあまりアドバイスをしまくるというのもなんだか…
本人は上手く出来てないことに全く気づいてないらしく、負担は僕にかかる。
そして、次にやってきたのは三角形の厚揚げ。(いや、立体なんだが
これも、ひっつく。
しかもスペース効率が非常に悪い。
おそらく二人で同じ量をバラしてるだろうが、僕のほうは網にこっち1/3を使って、
先輩は残りの2/3ほどのスペースを占拠している。
なんでこれだけのスペースを占拠しつつこんなに豆腐同士がくっついてるんだ…
おそらく、これも本人は気づいてない。
自分のほうが多くの場所を使ってるから、自分のほうが多く仕事してるとか思ってそうだ。
とに、かく、とても、やりにくかった。


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