2002.11.19 〜スケートリンク〜

昨日の夕方、雪が降りました。
そのときは部屋の中に居たのでどんな感じか知らなかったのだが、話によると重い濡れ雪だとか。
その重い雪は解け、そして最低気温が当然のようにマイナスになってるこの季節、凍りつく。
朝、外に出ると地面はスケートリンクと化していました。
一応雪用の靴を履いてみたが、そんなもの氷の前では無駄無駄。
スタッドレスタイヤもあまり意味は無い。
まず発進しようとした時、ベリっと氷のはがれる音が。
で、いつもとはちょっと違った交通量の多い道を選んで登校。
少しでも氷の解けている事を願ったのだが、朝八時半だとそんなに溶けてない。
低速で慎重に…
前方の歩行者用信号が点滅している。
少し加速して向かい、信号には間に合いそう。
左折するためにちょっとブレーキ。
右方向へスリップ。
信号は黄色に、車体前部が右方向へずれたまま、交差点へ。
何とか横断歩道のあたりでストップ。
まぁ、青から赤に変わる過程でスリップだから、仮に交差点の真ん中まで突っ込んでも事故にはならんだろうが。
ともかく、バックしたりで車体の向きを正常に戻し、信号が変わるのを待つ。
青になって今度はちゃんと左折し、次は学校へ直通の坂道。
まぁ坂道とはいえ上り坂なのでそんなにたいした事は無い。
時速30〜40の低速で上る。
そして坂の頂上で学校の入り口へ左折。
するためにブレーキをかけるが、やっぱりスリップ。
今度はまっすぐ前方へ。
このまま前に進んでいくと、今度は下り坂なんですが。
スリップしたまま下り坂って恐怖以外の何モノでもないと思うんですが。
一応自動車学校でならたが、スリップしたときはブレーキを緩めてタイヤを回して…
しかしスリップの混乱の中では反射的にブレーキを踏み続けるらしいね。
それが事故に直通する、と。
しかし、このスリップは時速10キロくらいの低速。
恐怖感はない、冷静に前方を見つめるが、前方の路面は氷が途切れてる。
氷が途切れてるということは、ブレーキは完璧に利くわけだ。
そのままブレーキを踏みつつ、氷が解けてるところまで。
まぁ、スリップしてからブレーキが利くまで一秒前後なわけで、そのまま自然な動作で左折。
さて、学校の駐車場は一面氷だらけ。
まさしくスケートリンクだ。
車の通る頻度と駐車場の面積から考えて、氷は全く溶けていないのだろう。
ゆるい下り坂なのだが、果たして車はちゃんと止まるのだろうか?
二度のスリップの経験を踏まえて、ゆっくりブレーキを踏みながら停車。
ちゃんと止まれたようだ。
一応前が空いてる場所を選んで駐車したし。
車から降りて校舎へ。
寒いのでポケットに手を突っ込みたいところだが、かなりの確率で滑りそうなので手は外に出したまま。
結局、転ぶほど滑りはしなかったけど。

一時間目の授業を終え、二時間目は空いてます。
ふだんはいったん家に帰る。
今日もそのつもりで三時間目以降の用意は持ってきていない。
しかし、あのスケートリンクの坂道を下るってのはかなり嫌だ。
とりあえず、昼休みごろまで学校で暇を潰し、氷が解けるのを待つ。
太陽出てないけど解けるのかねぇ…?
で、粘れるだけ粘って仕方なく駐車場へ。
相変わらずスケートリンクです。
しかし、それは駐車場だけで、道路は結構解けてる。
うむ、いけそうだ。

五時間目が終わって18時。
朝凍ってた氷は溶けたが、再び凍ってるということも十分に考えうる。
気温は当然の如く氷点下なのだ。
さて…
大丈夫、解けた氷はそのあと蒸発したようです。