2002.08.04 〜幼虫〜

部屋で野球を見ていると、ふと右手に何かの気配が。
見てびっくり、虫がついとる。
何かの幼虫。
俗に言う毛虫。
どこからやってきた?
野菜についてた?
容疑者はキャベツ、オクラ…
しかし、それだとするとタイミングがおかしい。
料理したときから食べ終わるまでずっと腕についてたのか?
箸持つ手についてるんだから、当然視界に入る、それはないだろう。
だとすればどこから腕に来たんだ?
地面を這って部屋に侵入したとして、腕に登るまでに絶対気付くはずだ。
まさに謎、突然空気中の原子が集まって虫の形に固まったのだろうか?
ともかく、その虫の処理を。
気付いたとき反射で腕を大きく振って、どこかに飛んでいった。
まずそれを探…すぐに見つかった。
約一メートル前方の紙袋の上におじゃる。
その紙袋ごと玄関まで移動し、廊下にポイ。
めでたしめでたし。

で、ヤツはどこから発生した?
野菜についてたとしても地面を這って部屋に侵入してたとしても、腕に上るまでに絶対気付く。
だとすると、突然そこに発生したとしか考えられないのだが…
屋外じゃあるまいし、まさか空から降ってきたわけじゃぁ…
と思って上を見上げると、天井に蜘蛛の巣状のものが。
考えられる可能性はこれだけかな…
天井に糸を貼ってしがみついてたが、その糸が突然切れて僕の右腕に不時着した、とか。
親の虫が蜘蛛に卵を産みつけてて、天井に巣を張ってた蜘蛛の中からそいつが出てきた落ちてきた、とか。
問題はいつからそこにその毛虫がいたかだな…
腕に落ちてくるというのもすごく嫌だが、飯に入るとか服と背中の間に入るとかじゃなくてよかった。
いつの間にか落ちてて知らないうちに踏み潰すってのも嫌だ。