2002.03.13 〜スキー一人旅編〜

さて、今日から日記再開です。
九日の晩からスキーに行って、今日帰ったのでそれについて。
まず、お約束というか、時間を一時間間違える。
早く行ってしまったのではなく、家でのんびりしてると実は時間が差し迫っていた。
おかげで飯を食えなかったよ…
で、急いで出発。
とりあえず急いでそこら辺にあったものを着ていく。
手にとったのは学校指定のウィンドブレイカー。
引越ししたら使おうと思ってたので、名前の刺繍は取ってあるから、ま、いいか、と思ってたら…
ばっちり同じ学校の人(だと思われる)人に目撃されてしまった…
神戸市内では着たくなかったんだが……。
で、板にウェアに靴に着替えに、と、やたらと多い荷物を持って駅へ…
結構運動になる。
三宮で電車を降り、ツアーの集合場所へ…
よしよし、間に合いそうだ。
で、身長と同じくらいの棒キレをしょって歩くという(一応袋に入ってるけど)、非常に目立つ男ここにあり。
ドアホウにキャリーを引っ掛けられたし。
当然、無視。なんか言ってるけど無視。
で、無事にバスに乗れ、出発。
難波で乗り換えて、いざ信州へ。
一番後ろの席。
途中に寄ったサービスエリアで晩飯を取り、そろそろ寝ようかといった感じ。
で、前のオッサンのいびきが五月蝿い。
寝れぬ。
午前四時ごろ、トイレ休憩。
そこはもう長野。空気が冷たい。
しかしこの冷たい空気に触れた時、寒さよりも懐かしさ=心地よさを感じた。
うむうむ、北海道でも過ごしていけそうだ。

そして、延べ結局二時間くらいしか寝れずにホテル到着、午前七時。
早いです。
当然、リフトはまだ動いてません。
何処で飯食おうか…?
とりあえず、ホテルの売店でお土産らしいいカステラを買って喰う。
で、別のツアーで来てる親父と合流せねば……
その日は日曜日なので、この日だけ親父もいる。
携帯に電話してみる。
お互いの場所を確認し、歩いてくると事。
しばらく見るとそれらしき人影。
しかし、僕に気付かずスルーして行く。
既にスキー靴を履き、用意完了してるので歩きにくいが追いかける…
三分くらい追いかけてやっと追いつく。
なぜか声をかけても気付かない…
で、そこからまた親父のホテルまで歩く…
親父は運動靴に大した荷物を持ってないが、僕は板にリュックサックに、おまけに歩きにくいスキー靴。
すたすた歩いていく親父、鬼かお前は……
そしてやっとこさ、一年ぶりのスキー。
さて、晩飯はラーメン一杯、朝飯はパン一個。
結構腹減った。
しかし、最近部屋にこもってゲーム三昧という、ヒッキーみたいな生活をしてる僕がいきなり長時間運動をすると、くたびれる。
あんま食欲ねえぞ…
結局、から揚げ定食を全部食いきれなかった。
で、スキー再開。
朝リフトが動き始めた時間から、夕方リフトが止まるまで、休憩は飯食ったときとリフトやゴンドラに乗った時のみ。
結構疲れてます。
おまけに三月、雪質が悪い。
コース外を滑降してたらバランスを失って木に激突。
生まれて始めて、猛スピードで木に激突した。
漫画ならここで木上の雪が落ちてくるのだが、それは無かった。
で、リフトも止まったのでホテルのチェックイン。
と、宿泊券は親父に預けた鞄の中だ……
約五分歩いて親父のいるホテルへ…
ホテルへ向かう途中、親父の携帯にかけるが繋がらない…
やっと繋がったと思ったら、携帯は落し物として届けられてると、事務所の人。
ホテルの到着したのでそこで親父を呼び出してもらう。
フロントの人、何処から来ましたか?大阪?
おお、敬語っぽい喋りでもちゃんと方言になってるんだ、良かった良かった、北海道で暮らす自信になるよ。
ようやくチェックイン、ああ、疲れた…
まずは風呂に入る。
風呂に入って丁寧にマッサージ。
で、飯。
やはり食欲が無いので、軽食ですます。
一応米は食ってエネルギー補給。

次の日。
やっと今日から一人旅って感じだ。
志賀高原には去年の修学旅行でも着たので、思いでのコースを巡る。
ここでだれそれがこけたなぁ、とかここで他の班のだれそれに合ったなぁ、とか。
で、そのコースを巡ってる最中、転倒してしまった。、
ストックがちょっと遠くに飛んでたので、体制を整えるまでに時間が少々かかった。
そしたら上から「すいませーん、検定やってるんで早よしてー」と。
むかついた。
早よして、だと?
別に狙ってこけたわけでも狙って時間食ってるわけでもないし、そこで検定やってる事だって知らない。
せめて「早くしてください」くらい言え、ボケインストラクター。
「早くしていただけませんでしょうか?」「早くしていただけませんか?」とかが標準だ。
で、思い出のコースめぐりをしながら、いろいろと練習をする。
基本のボーゲンからシュテムボーゲン、パラレル、カービングターン。
うんうん、上達してるって感じ。

さて、十二日。
今日は朝から気分が悪い。
ホテルの朝飯でバイキングみたいに好きなものを取っていくのだが、“味噌汁”と四回言ってやっと注いでくれた。
つまり、三回も聞き返されたというわけだ。
頭パーだな。
それはそうと、なぜかスキー靴の中から十円玉出没。
前日からなんか違和感合ったんだよねぇ…
しかも食事中からという不可思議なタイミングで。
それはともかく、この日は午後から濃霧だった。
う〜ん、ホワイトアウト。
おかげで周りに殆ど人がいなくて楽しかったよ。

そしていよいよ、スキー最終日です。
三泊ともそうだったのだが、ベット備え付けのアラームがなる前に目が覚める。
自分で起きたい時間に起きれるというこの能力、ガキの頃に消えたと思ってたんだけどまだあったんだねぇ…
ともかく、そのあとベット備え付けのアラームが鳴って、次に携帯のアラームが鳴れば起きようかと思うのだが…
なぜか鳴らない…
結局、そのまま起きて何故ならなかったのか発覚。
午前五時ごろに某友人からメールがあり、無意識にボタンを押したらしく、音がならない状態(マナーではないが)に……
なるほどね。
迷惑この上ないメール。
昼飯は去年の修学旅行でカレーを食べた店で。
…………
まだオリンピックの旗が掲げられてる…
ホテルの食堂もそうだったな…
っつーか、長野ってオリンピック以外に無いのか?

さて、ついに帰宅だ。
え〜と、また一番後の席かい…
席の後にはトイレがあって、この場所だと朝トイレを多用する頃にフローラルな香りが漂ってくるので嫌なんだが…
晩飯は信州ソバ。
そしてスナック菓子など。
さぁ、家まであと六時間……